「理系の未来を探る-バイオ分野の視点から-」

日本生物工学会東日本支部は理系の学会(日本生物工学会)の支部として、この夏休み期間中、以下のシンポジウムと実験とをあわせた活動を行います。
参加を希望する方は、氏名(ふりがなもお願いします)、学年(中学校・高等学校名も)、連絡先(メールアドレスと電話番号)、参加希望項目(シンポジウムだけ、シンポジウムと実験)を明記の上、日本生物工学会東日本支部・支部委員の石井正治宛メールにてお申し込み下さい。なお、シンポジウムと実験、に応募戴けるのは中学生と高校生に限らせていただき、7月25日を締め切りとします。



理系の未来を探る-バイオ分野の視点から (日本生物工学会東日本支部 支部活動)
日時:平成20年8月7日・8日
場所:
シンポジウム:東京大学大学院農学生命科学研究科 第2号館 化学1番教室
実験:東京大学大学院農学生命科学研究科 第2号館 学生実験室
申し込み:石井正治 (amishii@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp)
締切:平成20年7月25日

シンポジウムにおいては、理系(生物工学)の現状を認識すると共に、理系の本質を見極めます。
実験においては、理系の本質に根ざした思考訓練を行うことで、高校生を中心とした参加者に理系の可能性を体感して戴きます。
 シンポジウムにおいては、理系(生物工学)について多面的解析を行い、理系(生物工学)の潜在的な強みや弱みを浮き彫りにします。こうすることにより、理系(生物工学)が活躍できる場が、まだまだ様々にあることを示します。また、実験を通して、「現況をしっかりと把握し的確な討論や推論を行い、次なる行動をとる(実験を行う)」ことが理系の本質であることを学び、こうした態度はどの社会でも必要であるため、理系の可能性は広がっているということを示します。


 シンポジウム(理系の未来を探る バイオ分野の視点から:初日の午後1時から午後5時頃まで開催)では、以下を予定しています。即ち、バイオ分野に属する学部3年生、修士1年生、博士3年生、さらにはバイオ分野出身の社会人の諸氏に理系進学を決心した動機、さらに実際に理系進学して良かった(悪かった)と思っていること点、これからの自分の未来をどう描いているか、などを発表して貰います。その後、一部の発表者とパネリストによるパネルディスカッションを行い、理系に求められている思考プロセス(対象をよく観察し、問題の本質的な問題点を見抜く〜その問題点を解決するための方策を考察する〜実際に解決する行動をとる〜当初の問題が解決できたか評価し、次なる問題を求める)は、社会のどの分野でも応用可能であるということを示してまいります。なお、シンポジウムだけ参加することも可能としております。

 実験については、生物工学分野の以下の2種類の課題を準備し、初日の午前中に実験講義を実施します。講義の後、どちらか一方を選択して貰うようにします。
 なお、実験場所の規模から、実験参加者は40名とします。また、実験内容を変更する可能性もあります。
(1) 微生物(大腸菌)の増殖と酵素生産  
 大腸菌由来のアルカリフォスファターゼをプラスミド上に有する大腸菌を、小型培養装置(ジャーファーメンター)を用いて培養します。発現誘導物質であるIPTGのある無しによるアルカリフォスファターゼ活性の推移を追跡することにより、微生物による物質生産を体験します。さらに、増殖度(OD測定による)、pH、溶存酸素濃度などを測定することにより、培養工学の基礎を学びます。
(2) Quorum Sensing(微生物間情報伝達機構)の可視化
セラチア、および、クロモバクテリウムの野生株を用い、AHL支配のQS制御下で合成される色素の生産を観察します。
また、各株にQS阻害剤を投与して、色素生産の阻害を観察する。
セラチアについて、生産された菌体内色素を抽出する操作を行ない、分光光度計を用いて生産量を見積ります。

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